牧場を作って行くにあたり、絶対に必要なのが畜舎です。春や秋の気持ちの良い季節の晴天なら昼はもちろん夜も星空の下で眠れますが、真夏の炎天下は山羊も羊も熱中症になってしまいます。また冬の雪や雨風もストレスになります。それらを避けるために畜舎が必要になってきます。
雨露がしのげれば十分
ただしそんな立派な畜舎は必要ありません。手作りで雨露がしのげれば十分です。事実、羊放牧ゾーンには仲間皆で手作りの畜舎を建てました。
牧場のランドマークとしての畜舎
しかし、牧場のランドマークとしての畜舎が
欲しいという思いがつのりました。さらにこの畜舎は将来羊たちが分娩をする際の重要な施設になります。そういう意味でも衛生管理ができる畜舎を建てたいと思いました。
その思いをクラウドファンディングで全国に発信。2020 年の早春の頃でした。たちまちたくさんの方々からご支援が集まりました。総額 130 万円。
これで畜舎を建て、さらに湧き水を飲み水にする水道も引くことができたのです。この湧き水水道は羊放牧場まで延伸しています。本当に皆さんのおかげです。